まだまだ「非常事態」な日常は続きますね。
マスク生活も長くなってきましたが、
やっぱり慣れはしないものだなぁと、私は感じています。
人と人とのコミュニケーションには、表情はとても大切。
マスクで表情が隠れている今だからこそ、
いかに沢山のことを相手の表情から感じ取っていたのか気づかされます。
中でもビッグスマイルの象徴といえば、まぎれもなく「歯」ですよね。
今はマスクで隠されていますが、
とびきりの笑顔にきれいな歯ならびは、よく似合います。
マスクが手放せない日常が年単位で続いていることによって、
思わぬ悪影響があることが、先日のNHK「ためしてガッテン」で紹介されていました。
私の同級生の上田教授が出演していたので、録画して見たんですが、
とても参考になる内容でしたので、みなさんにもご紹介いたします。
上田教授が番組内でやった実験は、
【マスクがなければ唇を閉じて鼻で呼吸していた人の中に、マスクをすると口で息をするようになった人がいた】
というものでした。
さらに次の実験では。
口呼吸で口の中が乾燥すると、口臭の原因である硫化水素の値が高くなってしまうというということも示されていました。
口臭予防として上田教授の東京歯科大学老年歯科補綴学講座でおススメしているのが、飴をなめること。
鼻がつまっているわけではないのについつい口で息をしてしまう人は、
1日3~5個のキシリトール飴をなめてもらうのが効果的なんだそうです。
この方法は、「私の臨床でも使える!」と大いにガッテンしましたので~
今後も皆様に積極的にお伝えしていくことに決めました!
さらにその次に出演されていた、
国際医療福祉大学の准教授の先生のトレーニングも、
私のライフワークであるMFTの観点から、大いに共感できるものでした。
その先生の方法はこちらのサイトやこちらのサイトをぜひ参考にされてください。
長引くマスク生活のうちに歯並びを治してしまおうという考えで、
今矯正治療を希望される患者様が非常に増えています。
皆様の歯並びは、我々が責任をもって改善いたします。
同時に、マスクに負けることなくお口の環境改善に努めていただくと、
マスクなしの日常に戻った時の喜びは、ひとしおかなと思います。