部活や塾で忙しいお子さんのためにおすすめの矯正治療がマウスピース型矯正装置(インビザライン)を使った矯正です。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)とは

従来のブラケット&ワイヤーを使って歯を動かす矯正治療とは違い、透明のプラスチックでできているマウスピースを使って歯を動かします。

*すべての歯が永久歯に生え変わったお子さんが対象です。

アライナー装着画像
インビザライン画像

メリット・デメリット

メリット

部活や塾で忙しい

矯正治療は月に1回の通院が必要です。学校または部活が終わった後に(16:00~18:00頃)通院するお子さんが多いです。しかし、部活が延長することもあります。また、帰宅後に塾に通塾しなければならない場合も多いです。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)による矯正の場合、毎月の通院が必要ではありません。3か月に1度程度の通院になります。

目立たない

透明なマウスピースですので目立ちません。思春期に入ると、お子さんは自己認識が強まり、他者からどのように見られているかを気にするようになります。外見に対する意識が高まったお子さんに目立たない装置はおすすめです。

食事を楽しむ

食事の際は、マウスピースを取り外します。従来型の矯正装置(ブラケット&ワイヤー)ですと、装置を気にして咀嚼がしづらくなります。また、硬いものは食べられないなどの制約もあります。

食育という視点でも、矯正装置を外して食事ができることは大きなメリットになります。

デメリット

自己管理

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、食事と歯磨きのとき以外は常にはめていないといけません。

マウスピース型矯正装置は自分で取り外しすることができます。メリットでもあり、デメリットでもあります。装置の装着を面倒くさくなってしまう。忘れてしまう。さぼってしまう。などが考えられます。

しっかりと管理ができないお子さんにはおすすめできません。

  • 未承認医薬品等であること(マウスピース型矯正装置インビザラインは医薬品医療機器等法の承認を受けていない未承認医薬品です)
  • 入手経路(マウスピース型矯正装置インビザラインは米国アラインテクノロジー社の製品であり、インビザラインジャパン株式会社を介して入手しています。)
  • 国内の承認医薬品等の有無(国内にもマウスピース型矯正装置として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します)
  • 諸外国における安全性に係る情報(マウスピース型矯正装置インビザラインは1997年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けています。
  • マウスピース型矯正装置(インビザライン)は完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。