サージェリーファーストとは
サージェリーファーストとは、顎変形症治療(外科矯正)の一種で、まず外科手術を行う方法です。サージェリーファーストは健康保険が効きませんので自費診療となります。費用面の負担が増えますが、治療期間を短くすることができるのが大きなメリットです。
一般的な外科矯正との違い
顎変形症治療(外科矯正)は、術前術後の2回に分けて矯正治療を行います。一方で、サージェリーファーストは術前矯正のみ行います。
比較表(サージェリーファースト&外科手術)
| サージェリーファースト | 外科矯正 | |
|---|---|---|
| 保険の適応 | × なし(自費)  | 
    〇 あり  | 
  
| 矯正の装置 | 〇 すべて(マウスピース型矯正装置も可能)  | 
    △ ワイヤー矯正のみ  | 
  
| 治療期間 | 〇 短い  | 
    △ | 
| 早期の見た目の改善 | 〇 顔貌、顎まで*  | 
    △ | 
* サージェリーファーストは、顎がずれていたり、下顎が出ている状態をまず治します。外科手術を先に行うことで骨格的な改善が早期(数か月以内)に可能です。一方、一般的な外科矯正は、術前矯正(1~1.5年)が終わってから手術をするため、顎の状態(顔全体の見た目)の改善が少し遅れてしまいます。
					




    



