先週の土曜日は今年最後の六本木での矯正歯科の勉強会でした。
いつもより若干少ない参加人数でしたが その分濃い内容のディスカッションになりました。
矯正歯科の先生も育ってきた医局によって治療法が違ったりするのでなかなか結論の出ないディスカッションもちらほら
例えば小児の子供の歯(乳臼歯)が早く抜けた例
小児の乳臼歯が早く抜けてしまうとその歯の後ろになる6歳臼歯が前方に移動してしまい小臼歯の生えてくる隙間が無くなってしまいます。そうならないためにホールディングアーチ等の保隙装置を入れるのですが、保隙装置を入れるだけで良しとするか? それとも積極的に顎を広げる装置を使用して大人の歯が出てくるための隙間を確保していくか?
顎変形症においては上顎と下顎のズレがどのくらいの偏位からから積極的に手術を進めていくか?
マウスピース矯正(インビザライン)の効率の良い治療法、インビザラインの治療の限界は?
癒着歯にどう挑む?脱臼させてもらって動かせていくか?
今回はこのようなテーマの発表が出ました。
いつも軽く飲みながら遣らせてもらっていますが変に緊張せず雑談形式で
池袋矯正歯科クリニックの滝澤先生がバースデーだったのでお祝いもさせてもらいました。
次回は3月7日土曜日予定です